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正しい消毒をしていますか?
「汚れを落とさずに消毒」は間違い
次亜塩素酸ナトリウムは「洗浄効果」がない 次亜塩素酸ナトリウムには「洗浄効果」がないため、汚れを落とすことができません。 「洗浄効果」とは、専門的な言葉ですが、ここでは「薬剤によって汚れを落とす効果」と思って差し支えありません。 例えば、ドアノブなどについている皮脂汚れや、そのほか子どもが触って付着した有機物による汚れは、次亜塩素酸ナトリウムでは落とすことができません。 そのため、次亜塩素酸ナトリウムで消毒する前には、必ず中性洗剤などで汚れを落とす必要があります。 もし汚れを落とさずに、いきなり次亜塩素酸ナトリウムなどで表面を消毒した場合、汚れている部分は十分な消毒がされません。 それでは、消毒方法などについて詳しく説明していきます。いろいろな消毒方法
消毒に使う薬剤には、次亜塩素酸ナトリウムのほかにも、いくつかの種類があります。たとえば、アルコールや次亜塩素酸水などです。 それぞれの薬剤には、メリットとデメリットがあります。ここでは、主な消毒薬剤の特徴について説明します。 アルコール アルコールは、速乾性があり、手指の消毒に向いています。また、ある程度の洗浄効果も期待できます。しかし、手荒れを引き起こす場合もあります。 次亜塩素酸水 次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムに比べて安全性が高いとされます。しかし、紫外線や有機物に弱く、効果が減少しやすいというデメリットもあります。東京都の教育委員会は次亜塩素酸ナトリウムを推奨
東京都の教育委員会は、次亜塩素酸ナトリウムを推奨しています。理由は、コストが低く、強力な消毒効果があるためです。 次亜塩素酸ナトリウムは、特に感染症が発生した場合などに効果的です。ほかの薬剤に比べて経済的であり、大量に使用する場合にも適しています。次亜塩素酸ナトリウムの注意点

人体への影響
次亜塩素酸ナトリウムは、強力な消毒効果がありますが、その反面、刺激性があります。特に、目や皮膚に触れると、炎症を引き起こすことがあります。使用する際には、ゴーグルや手袋を着用することが推奨されます。 また、次亜塩素酸ナトリウムを希釈する際には、換気を十分に行うことが重要です。次亜塩素酸ナトリウムは、塩素ガスを発生させることがあるため、換気の良い場所で作業を行う必要があります。次亜塩素酸ナトリウムの作り方
0.05%に薄める
次亜塩素酸ナトリウムは製品によって濃度が異なるので、商品パッケージやHPを確認して薄めます。 以下は主な次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする製品ごとの濃度の例です。消毒するときに用意するもの
消毒作業を行う際には、以下のものを用意する必要があります。- 次亜塩素酸ナトリウム(0.05%に薄めたもの)
- 中性洗剤
- ゴーグル
- 手袋
- マスク
- タオル
- 水拭き用の布
次亜塩素酸ナトリウムによる学校内消毒の工程

「①洗浄」「②消毒」「③水拭き」の3工程
次亜塩素酸ナトリウムによる消毒は、以下の3つの工程で行います。- 洗浄
- 消毒
- 水拭き